フリーランス編集者・ライター赤坂太一の公式サイト

福岡と東京をいったりきたり

*

中古メルセデスEクラスに2年間乗るとメンテナンス費用がお高めであることが実感できる

      2018/03/28

スポンサーリンク

IMG_6716

購入時、67000km。

それから2年間で約4万km弱を走りました。
いわゆる1年1万kmという平均値の倍くらい走りました。

10万Kmを超えると交換箇所がチラホラと出てきます

先日、高速道路の渋滞に巻き込まれている最中、エンジンが停止しロードサービスを呼びました。

燃料ポンプを交換し、およそ15万円ほど修理代がかかっております。春に10万kmを突破し、余裕があれば前もって交換、というのは中々判断がつかない部品でもあります。こうして故障してエンジン始動が困難な状況になって、はじめて修理というケースが多いのではないでしょうか。

もちろん、まわりを巻き込む事故、またはそれを誘発するような迷惑な状況は避けなければなりません。
この顛末は、連載中のウェブ媒体にてご報告記事が近々掲載されます。あ、事故などにはならず安全に路肩に停めておりますので。

で、修理から戻ってきた私のメルセデスはそれはもう快調のひとこと。

その他の箇所も点検してもらい、この先に替えたほうが良い箇所のアドバイスをしていただきましたが、この先、このまま乗っていて良いのか? という疑問も湧いてきました。なにせ部品代などイチイチ高い。これは裕福な方にはなんてことはない問題ですが、私にとっては逐一判断に苦しむレベルなのです。やはり平民はそれらしい車で経済活動に勤しまなければならない。

これまでも通常のメンテナンスをしましたが、ちょっと大きめなセグメントの車両ですので、あらゆるものがお高い。

高さを感じられる数字

ざっと挙げてみると、
自動車税:58000円(年1回。排気量3L以上のクラス)
タイヤ:10万円(4本・それほど頻繁には換えませんが)
エンジンオイル交換:2万円(8リットル使います。5000km毎)
燃料代:月1000kmとして仮に17500円〜

こんな感じ。

これらを排気量の小さいクラスの車(1500ccのコンパクトカー)と比較してみましょうか。しかし、この2年間快適な車旅や仕事での移動ができて、買って良かったと実感しております。

最初に自動車税。これは最近の小排気量ターボ、1500cc以下とすると34500円。24000円くらいお安い。もし新車で購入していたらエコカー減税で免除されたり、減額されたりします。

次にタイヤ。これは交換時期も人それぞれ、新車購入したら2~3年は替えないでしょう。コンパクトカーですと1本10000円くらいで購入できますので、Eクラスの半額以下でしょう。

そしてエンジンオイル交換。僕のEクラスの3200ccのエンジンは排気量もそこそこ大きいですが、使用するエンジンオイルの量も8リッターと、コンパクトカーや普通車の倍くらい使います。だいたいどんな車も4~5リッターというところでしょう。安いお店だと5000円、高くて10000円くらいで換えられるのではないでしょうか。

ちょっと良いオイルでリッター2500円くらいのを使おうとして、×8してみてください。オイルだけで2万円。フィルター(2回に1回)替えて25000円。年間2万km走ると4回交換で10万近くかかる計算になります。こだわってリッター3000円の銘柄だと1回のオイル交換で30000円。実際は走るペースも一定ではないので、からなず4回というわけではないですけど。年2回はかならず替えてますね。

エンジンオイル交換だけで年間10万とか、車がすきな自分でも「たっか」と思います。走れば走るほどメンテナンスの頻度もあがり(実際は短期間で多く走る場合、距離よりも期間を優先することが多い)、費用もかさみます。

仕事柄、高速道路を走ることが多いですが、街中もありますので、燃料代は上記よりもかかっているはず。年間2万kmペースなので、ひと月1600km以上、ハイオクを3万円分くらい使っていることになります(大部分が仕事での移動なので自己負担はそれよりも少ない)

駐車場代と任意保険をのぞく、メンテや燃料代を並べてみると、やはり高級車に乗っていることを実感します。

ということで買い替えを検討しはじめました

これから先の車両維持で、大規模な故障やシビアにメンテが必要になってくる可能性も大きく、いまよりも経済性に優れた小さな車へのスイッチを検討したほうが良いという気持ちが大きくなりました。

とはいえ、これまでの2年間、遠くに快適に運んでくれたメルセデスへの愛着もかなりのもの。車は全体が消耗品パーツのかたまりということも事実。

クルマ好きな人は、この「中古車との出会い」にたまらなく魅力を感じる人種でもあります。

以上のことから、車両の売却・購入に移行させるために、決断が迫られている今日このごろです。

 - メルセデスベンツ