フリーランス編集者・ライター赤坂太一の公式サイト

福岡と東京をいったりきたり

*

Paul Reed Smith(PRS)のエレキベース「SE Kestrel」を購入

      2016/03/31

スポンサーリンク

PRS_4929

久しぶりに楽器を買いました。
エレキギターでは有名な「ポールリードスミス」の「Kestrel」というモデルです。

アメリカのメーカーなのですが、韓国メイドのセカンドライン的存在であるSEシリーズからリリースされているモデルです。
実売価格は、8万円前後といったところでしょうか。

構成を簡単に説明すると、4弦の22フレットといったエレキベースでは比較的オーソドックスな仕様で、マイクの役割をする”ピックアップ”はシングルコイルが2基マウントされており、フェンダー社のジャズベースの仕様と同じ形状のものが採用されています。
まだアンプで鳴らしていない(試奏ではアンプでやりましたが)状態ですので、音の傾向などは掴めていません。仕事机で爪弾いているだけでも生音がどんどん変化していきます。木材でできているエレキ楽器は弾くと生音が変わっていくのも興味深いところですね。

安価なモデルですが、
ペグ(糸巻き)にはヒップショット社のウルトラライト、ブリッジにも同社製のものが採用されています。さらにネックがボディを貫く構造のスルーネックスタイルを採用しており、ネジ止めによってネックとボディが分解できるボルトオンではないところも、安価なモデルにしては珍しいと思います。何故かというと制作過程が複雑になるからですね。ボルトオン構造では、ある程度ボディとネックを別々に作ることができ、それからマッチングさせていきますが、スルーネックは一度接着してしまうと、あとからネックがダメになった、という時にすべて廃棄しなければならないので、製材前の木材の管理がシビアであったり、良いものをチョイスしたりしなければならず、手間がかかります。しかしボルトオンがダメというわけではありません。職人の情熱がどれだけかけられるか、が楽器のレベルや音を決めるからです。

あくまで総合バランスですので、良いパーツが付いてるからといって良い音が鳴るわけではないのが楽器の奥深さだと思います。

久しぶりの楽器ですので、自分のリハビリも兼ねつつ、たくさん弾いてこのベースの良いところを引き出していければ、と思います。

次はアンプか、タブレットを使ったアンプシミュレータの紹介となるかもしれません。
それでは。

PRS_4926

 - 楽器