chuya-online.com FUKUOKAさんでWarwickを試奏してきました。【Infinity NT 4st & Fortress 5st 2014 Ltd】
久しぶりのベース試奏日記です。
※楽器の音や弾き心地などの感想には個人による体感差がありますので、記事の内容はあくまで参考程度に留めておいてください。
先日、福岡市は天神にある楽器店「chuya-online.com FUKUOKA」さんで、
Warwickを弾かせて頂きました。
ホントに普通の試奏で申し訳ないです。
チューヤオンラインフクオカさん、本当にありがとうございました。
今後共、よろしくお願い致します!
ノードストランドのPUが特徴的な2014年限定モデルです。
バーズアイポプラのボディトップとバーズアイメイプルの指板がゴージャスですね。
ハードウェアのカラーもつや消しシルバーのようなルックスで、ウェブサイトによるとサテンクロームとネーミングされてました。
さて、弾いてみた感じですが、
傾向としては優しく柔らかい音のベースだと思いました。
ゴリッとエッジの立っている感じでは無いですね。
ビッグシングルと呼ばれているピックアップの音色なのかな? と感じました。
PUバランサーを両極に振っても、統一感が残っています。
とはいっても、音が遅いわけではないので、
出音のスピードと包み込むようなローが欲しい人、ローがあるけど遅くて弾きづらいベースを持っている人が抱えている問題を解消してくれそうな1本だと思いました。
EQの効きは良いですが、極端に煩くならないのが好印象。
ライブ中の振動でズレてもOKな範囲。パッシブスイッチとの音量差もほぼ0。
5弦なので、ヘッドの重量によるバランスは仕方ないと思います。
でもそんなに問題になるほどではないです。ちょっとだけ。
チューブプリで歪ませると面白そう。
では2本目:Infinity NT 4st。
フィッシュボーンのノーウッドフィッシャー氏が使っているイメージが濃くて、
「なんで、”ホロウボディ=繰り抜かれたエレアコのような構造”でスラップなんだろう?」って思ってましたが、初めて弾いてみてわかった気がします。
スルーネックの4弦でピックアップがJ+JJなのですが、
これが締まったいい音でした。
リアピックアップがハムではなく、JJというところがミソのような気がします。
まず、バランサーをセンター位置で弾いてみると、「安心」する音が出てきます。
例えがアレですが、アクティブジャズベのギラギラしたところをなくした感じ。
ここから、音作りが始められるので、
いろんなパターンを試しても破綻しないんじゃないか、と予想しました。
音の輪郭がちょっと高いところにあるので、いろんな人(他の楽器の人)が聴き取りやすいかも、と感じました。
バランサーをフロントに回しきってみると、プレベのような風に…はなりません。
もっと落ち着いた、いい意味で「普通」の音。
とにかく、余計な音がないというか。
ここで、面白い事に気づきましたが、
どちらかにバランサーを振った時がインフィニティのホロウボディである所以なのかな、とも思いました。
フロントポジションでは地味ながらもフワッとしたローがプラスされています。リアのツインJでは、例えてミュージックマンのようなミドルが少し均されているような感じです。こちらもとにかく使いやすい。
なんといっても見た目が最高なんですけどね。
変わったピックアップレイアウトとホロウボディの組み合わせの意味が
弾いてみて納得しました。
最初にノーウッド氏が使っている云々という理由も、
聴きやすいスラップサウンドを放出するインフィニティを弾いて
腑に落ちました。
高いですけど、欲しいです。
さりげなく、インフィニティとか使ってたらカッコいいですよね〜
チューヤオンラインフクオカさん、本当にありがとうございました。
それではまた次回。