フリーランス編集者・ライター赤坂太一の公式サイト

福岡と東京をいったりきたり

*

移住実践者に自作自演インタビュー その1

   

スポンサーリンク

IMG_3147-1
こんな記事を見つけました。

移住実践者にインタビュー。地方で仕事を獲得するコツは、勉強会への参加やSNSでの情報発信【連載:カズワタベ】 – エンジニアtype

自分も移住実践者だったりするので、勝手に自分で自分にインタビューでもしてみようかと思いました。今回は簡単にざっくりと。2回目はもうちょっと詳しく聞いてみたいと思います。

赤坂:さっそくですが自己紹介からお願いします。

赤坂:はい。赤坂太一といいます。1977年生まれの38歳、福岡でフリーライターとして活動しています。他にも撮影したりインタビューしたり、文章に関わる仕事を主としています。雑誌とかWEB媒体問わず寄稿してます。

2012年の6月に東京から福岡に移住してきました。もうすぐ丸3年になります。

 

 

赤坂:福岡に移住したきっかけについてお教えください。

赤坂:東京で結婚して子供が生まれて、ゆくゆくは自分の地元(札幌)など、自然のある地方都市で生活したいと思ってました。東京で暮らしている時も、神奈川の郊外型の街に行こうか、検討していましたが、それもななんだかなあ、という感じで。夫婦お互いが地方出身者で、山や川で遊んで育ったので、自然とそういう生活を描いていたと思います。そして東京に執着がほとんどなかったから、移住できたのかもしれませんね。

 

赤坂:札幌生まれなんですね。東日本大震災も影響していますか?

赤坂:それはあります。独身だったらまだ東京にいたかもしれない。地震が良いキッカケになったのは間違いないです。そこから、色々準備がはじまりました。ありがたいことに、前の職場で働きながら、準備を尊重してくれたのには感謝しています。結局、福岡に決めたのは、規模感と、取材で日本のあちこちに行く中で、街の雰囲気が良い印象が強かったことです。九州は全般的にエネルギッシュですね。
その印象は今も変わらなくて、正解だったと思います。

 

赤坂:移住する前に何か不安に感じることはありましたか?

赤坂:東京から、福岡の企業を探して就職活動していたのですが、なかなか入れそうな会社が見つからなかったですね。地元の人が紹介してくれたり転職サイトを探しまくったりしましたが。年齢や経験でダメな感じで。これじゃ、いつまで経っても引っ越しできないということで、6月までに引っ越しを終了させると決意しました。ところが、ギックリ腰をやってしまったりして悶々としてました。でも、行くことは決まっているのだから粛々と進めていこうという気持ちで、通院や手続きをしてました。

 

 

 

赤坂:勢い重視だったんですね。移住してみて実際はいかがでしたか?

赤坂:今住んでいるところは、郊外で海もすぐそこという、ゆったりとしたエリアです。それこそ物件情報サイトを見つつ、下見に来ましたが家賃などの予算を低くしていたので、住もうと思っていたエリアではなくて、不動産屋さんが「ここどうです?」と提案してくれたところに決めました。それが今の家です。妻と、「ダメならまた引っ越せばいい」と話して、とりあえず最初の家を決めたんです。結果、ずっとココに住んでますから、良かったと思います。歩ける範囲に、スーパーやドラッグストアなど買い物に便利なところでもあります。天神など中心部までは、電車や車で40分くらいですかね。

でも、普段から福岡のあちこちをドライブして、雰囲気の良いエリアを探したりしてます。これから子供の教育のこととかも考えなくてはならないと思ってますので、学校とかも地元の人に聞いたりして。

 

 

赤坂:仕事の上でも、生活の上でも構わないんですが、東京から福岡に移ってきて良かったことは?

赤坂:仕事に関しては、いまのところほとんど東京からのオーダーです。仕事柄、それはそれで良いと思ってます。地元のメディアにも営業はしましたけど、スタッフが揃っていて、無理矢理入っていくのも違うな、と。逆に、福岡に赤坂がいるから西日本の案件はお願いって感じで発注がきている、という部分があります。東京にいたら、東京にいるうちの一人として、埋もれていくと思います。それはキャラクター的な意味で。「福岡に居る」というだけで、声をかけてもらっている部分はあるでしょうね。もちろん仕事のクオリティも、日々あげなくてはと痛感してますけどね。

ゆっくりと、地元の仕事も増えていけば、いいですね。アンテナだけは常に張っているつもりです。

 

 

赤坂:逆に移住してみて、ここは困ったな、東京の方が良かったなというところはありますか?

赤坂:それがあんまりないんです。雑誌の発売日がちょっと遅いくらい。鈍感なのかな。次回までにもう少し考えてみます。

 

赤坂:今回は最後になりますが、移住の実践者として地方移住を検討している方にメッセージをお願いします。

赤坂:あまりあれこれ細かく比較しても意味ないですね。風景がよくても人が合わなかったりするので、情報も大事だけど直感だと思います。だから下見が一番大事。そういう意味では、東京にいる頃から全国あちこち行ける仕事で良かったです。無責任とは思いますが、これが自分の実感です。

 

 

赤坂:本日はありがとうございました! 次回はもう少し詳しくお聞かせください。

赤坂:承知しました。ありがとうございました!

と、最後にこんな記事も書いている途中に発見。

移住初心者は「福岡」に行け!実際に行ってみてわかった7つのメリット – まだ東京で消耗してるの?

 - 生活