熊本空港のとある展示パネル 〜”カテゴリー3”ってナニ?
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先日、取材で訪れた熊本空港に、この空港が「カテゴリー3」という規格で運用されているパネルを見つけました。
この色褪せたパネルが目についたので、よくよく見てみると「日本初のカテゴリー3」と書いてありました。
カンタンにいうと「条件によっては、視程がほとんど無くても自動着陸ができる」ということのようです。
標高が高いところは霧が発生しやすく、場合によっては引き返したり、別の空港に行かざるを得なかったりするわけですね。
それが、専用の設備によって、悪天候下で着陸できる可能性を飛躍的に向上させている、と。
その説明がされているパネルを紹介していきましょう。
正確には、カテゴリーⅢbという規格のようです。
1995年に日本初のⅢa運用開始、そして2006年にⅢb規格になったようです。
現在では、日本国内の主要な各空港で採用されています。
ちょっと、個人的におや? と思ったことがあるのですが、広島空港も霧が多い印象があって着陸できない、というケースをちょくちょく聞きます。
何故かというと、同じカテゴリー3であっても、東側からの着陸では誘導に使用されるILS(計器着陸装置)がないので、そういう条件が揃ってしまうと降りられないこともあるようです。確かに西側から空港に向かうと、大きなやぐら状のILS装置が現れます。
脱線しましたが、最近の熊本空港の様子。
九州遊びにきてください。