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福岡と東京をいったりきたり

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運転の達人から聞いた話 1:「片手から両手状態へのステアリングの持ち直し」

   

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ちょっと昔の話ですが、知ってほしい話をします。
車の運転について、です。

本を作るお仕事に携わっていて、取材で遠方に行くことがありますが、
今ではライターとなった自分とカメラマンさんの二人で移動します。
東京にいた頃は、自分は編集者だったので、ライターさんとカメラマンさんを拾っていくパターン。機材の多いカメラマンさんの車で行くケースも多いです。

片道3時間くらいの道のりを交代しながら、いろんなお話をしながら行くわけです。
特にライターさんはモータージャーナリストとして認知されている方が多く、運転が上手な方がほとんど。

とある取材の道中に素朴な疑問が湧き上がり、隣に座っているライターさん(某モータージャーナリスト)に聞いてみました。

「普段の運転ってどうすれば良いですか?」

サーキットで速く走らせるためのノウハウやテクニックは沢山あるだろうけど、
普段の一般道路で、こういう人が心がけている事が知りたい。

どうせなら、普段一緒に車に乗る家族に、快適に乗って欲しいじゃないですか。
いくつか聞いて覚えている事を、書いていきたいと思います。
ひとつずつ。

今回は、
「片手から両手状態へのステアリングの持ち直し」

運転手は基本的に両手でステアリング(ハンドル)を握っているわけですが、
どうしても片手を放す瞬間ってあると思います。
その、片手状態から両手状態にもどる瞬間が大切。
特に、無意識に頭を掻いたりする事があると思いますが、掻いた手をステアリングに戻すときに、そっと握る事を心がけると同乗者にやさしい運転に一歩近づきます。

意外と触るときの衝撃がステアリングを揺らしてしまい、僅かに舵が動いて車が揺れます。ライトやウィンカーの操作・ワイパー・エアコンスイッチ・オーディオ・パワーウィンドウなど、操作する箇所は結構多いですから、それらを操作した手をステアリングに戻すとき「フワッ」と柔らかく握ってみましょう。

同乗者を揺らさない事が大切です。
では、また次回に。

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