DUNLOPのエコタイヤ ”エナセーブEC203”を購入
2014/12/06
普段の買物や、取材で毎日のように運転しているプジョー206SW。
いいかげん、タイヤを新調しなければ〜と思いつつ時間だけが過ぎ。
いろいろなメーカーのタイヤ銘柄や価格を、色々調べたりしました。
結局、福岡市中央区平尾にあるタイヤ専門店「村上タイヤ」さんにて、
新タイヤへの交換をお願いしました。
今回、チョイスしたのはダンロップの「エナセーブEC203」というエコタイヤです。
交換してから、しばらく走ってみたので、
交換風景から、走ってみた感触まで書いてみたいと思います。
まず、在庫や交換日程を事前に確認し、店頭へ。
サイズは、「195/55R15」。
こちらは、ミシュランやピレリなど欧州ブランドに強いお店なのですが、
こちらの都合(予算)で、エナセーブを用意していただきました。
ミシュラン履いてみたかった……。
こちらは、交換前のタイヤ。
ひび割れまくってます……かなり危険な状態で、ノイズも乗り心地も最悪。
プジョー元来の乗り味があるからこそ、なんとか許せていたレベルです。
ですので、タイヤがフレッシュな状態になった時の期待感は、尋常じゃないほど膨らんでいました(笑)
で、リフトアップしていただいて、
手際よく作業が進んでいきます。
この車の純正ホイールはセンターに穴が開いていないタイプなので、
通常のタイヤ屋さんでは交換できない可能性がありますが、欧州車の交換実績が豊富なこちらでは、専用のアタッチメントがきちんと用意されています。
これに対応していることも、村上タイヤさんにお願いした理由のひとつです。
その他、確実なところといえばプジョーディーラーになるでしょうかね。
交換してから、山口県周南市と長崎県の島原市を、それぞれ往復する取材があり、
距離にしておおよそ800kmほど走りましたので、感想を。
ただ、今まで履いていたタイヤが劣化しすぎていたために、体感上かなりよく感じたのは当然。個人的なものですので、予めご了承ください。
まず、感じたことは、
乗り心地。ころがり抵抗が極端に少ないエコタイヤということを実感できます。
タイヤ自体の剛性はそれほど強くありません。アクセルを戻した時の「空走感」があります。従来では、信号で止まる直前でタイヤの抵抗を感じていたのに対し、止まる程の低速でもスルスル進みます。そして、路面からの当たりが柔らかい。タイヤのブロックひとつひとつが抵抗に感じていた古タイヤに比べれば、歴然の差です。この柔らかさによって、当然乗り心地も良くなりました。ですが、ダンパーやブッシュのヤレ具合が目立つほど実感できるタイヤ性能とも言えます。これは車側の問題ですので、今後どうするか(もしくはそのままか)判断していきたいと思います。
次に音。
パターンノイズが目立ってしまうのは、Bセグメントというコンパクトカーならではの遮音性能の低さゆえの問題だと思い込んでいましたが、エナセーブはとても静か。タイヤノイズが減った分、ラジオの音量を小さくできましたし、車両前方から聞こえてくるエンジン・トランスミッションのノイズが大きく、というか、相対的に大きく聞こえるようになりました。遮音材など吸音対策された車両であれば、もっと実感できるでしょう。路面の状態がよければ、抵抗の無さと相まって、本当に気持よく進んでいきます。
最後に燃費や、その他に気になった事ですが、
高速走行が多かったおよそ800kmで、従来の12〜13km/Lから、平均15km/Lまで燃費が向上しました。運転の仕方も変わったからだと思います。高速道路が多かったとはいえ、勾配のキツい中国道や長崎自動車道でここまで伸びれば、結構良い部類ではないか? と思います。
その他、気になった点といえば、サスペンションが伸びて荷重が抜けている時のステアリング操作で操舵感が心許ない感じ。坂を下りながらステアリングを切るときに、フラフラ感を少し感じます。腰高感というものでしょうか。これも、車特有のものかと思われますので、タイヤが新しくなって、症状が顕著に感じられるようになった、という感じなのだと思います。
最後に、
耐久性は、1年ほど走ってみて、どれくらい摩耗するのかで判断したいと思います。
村上タイヤさん、ご対応いただきましてありがとうございました。
最新のタイヤトレッドの状態はこんな感じ。
5000km走ったら、前後でローテーションします。
今のところ、大満足です!
エナセーブEC203公式リンク:http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/passenger/ec203/
村上タイヤウェブサイト:http://www.murakamitire.co.jp/