Peugeot 206SWのATメンテナンス 〜AL4をゴニョゴニョしてみた
2014/08/28
※2014年8月、車検を受けました 「プジョー206SWの車検」
昨年、福岡に来てから購入した中古のプジョー206SW。
オートマチックトランスミッションが壊れやすいと評判で、遠方で止まったら嫌だな、と思いながらも約一年半、走ってくれました。
しかし、自分の印象としてはかなりタフな部類かな、と。
メンテナンスもエンジンオイル交換とエアコンブロア交換(故障により)くらいしかしてません。
ちなみにタイトルにあるAL4とはオートマチックトランスミッションの型式のことです。
エンジンやミッションは、オイルが潤滑・冷却・防錆といった様々な役割をしているので、ノーメンテというわけにはいきません。何もせずにいるといつかは壊れてしまう可能性が高いのです。
2回目の夏が過ぎ、気温が下がってきたのを実感していると、
3速固定モードになることがありました。(特有の保護モードです)
「こりゃいよいよなんとかせにゃならん」と。
時間を少し巻き戻しますが、フランス車専門のガレージを見つけて、症状と心配事を相談してきました。「じゃあエンジンオイル交換がてらおじゃましますね〜」という夏が過ぎて、件のオートマチックオイルをどうにかしよう。という秋が訪れていました。
お店の人曰く、
オートマチックオイルだけを変えても、たまっているスラッジ(簡単にいうとオイルが劣化して塊状になったもの)がトラブルを呼ぶ可能性があること。
どうせなら、一度バルブボディを洗浄して鉄粉などを落としてから、新油に抜き替えましょうという事になりました。
1.オイル(ATF=オートマチックトランスミッションフルード)を変えて、
2.ソレノイドバルブ交換(変速をするための制御バルブのようなもの:対策品へ交換)
3.バルブボディ洗浄
ウェブ検索すると、1と2をする人が多い印象。
バルブボディまで洗浄する人はいないようで。
ただ、いままでどういうふうに扱われてきたかわからないので、現状のオイルの劣化が、あまりにヒドイと、どうしようもない。との事。
その時はその時だ、と覚悟を決めて入庫し、正式に作業をお願いしました。
入庫して、「オイルはヒドイですけど、焼けてはいないので交換できると思います」との報告をうけ、本格的に作業開始。
全バラではないですが、
バルブボディを洗浄すれば、ほぼ調子は良くなりますよ、と言っていただいたので、
かなり安心。まだまだ乗りたいですしおすし。
作業中の写真も送って頂いて、かなり安心材料にもなりました。
画像の使用許可も頂いたので、掲載します。
次回はインプレッション編を書いてみたいと思います。
では、作業中の写真をご覧頂いて、今回はおわかれです。
続きをお楽しみに!